『まほうのドリル』を使用するベストなタイミング
ベビスタ!では、日々子育て中の親御さんからの教育に関する質問に答えています。
その中でも特に多い質問は、『まほうのドリル』はいつから使用すればいいでしょうか?というものです。
お子様の『言葉の敏感期』に合わせて使用するのがベスト
と回答しております。
こちらの回答を理解していただくためには、モンテッソーリの「敏感期」という概念を理解していただく必要がありますが、メールやLINEでは説明しきれないため、大変申し訳なく思っておりました。
そこで、今回はモンテッソーリ教育における「敏感期」という概念を用いて、言葉の敏感期にまほうのドリルを使用すべき理由を解説いたします。
また、なぜ『まほうのドリル』が文字の習得に効果的かも併せて解説します。
1.「敏感期」って何?
モンテッソーリ教育では、子どもが特定の能力を最も効率よく身につけられる期間が存在するとされ、それを「敏感期」と呼んでいます。
敏感期に適切な学習活動を行うことで、子どもの学習の成果を最大限に引き出すことが可能です。
具体的には、6つの敏感期があります。
それは言葉、秩序、感覚、細かい動作、大きな動作、そして社会的行動です。
今回は「言葉」の敏感期にスポットを当て、その特徴と活用法について詳しく見ていきます。
2.言葉の敏感期とその特徴
言葉の敏感期は、一般的に出生直後から始まります。
子どもたちは親や周囲の人々から聞く音を吸収していき、特に2歳から6歳までがそのピークと言われています。
この間に子どもたちは新しい単語を素早く習得し、文法の基礎を理解し始めます。
この期間中、子どもたちは新しい単語やフレーズを楽しみながら覚えるため、子どもが楽しみながら学べるようにすることが大切です。
好きなキャラクターや話の中の文字を見つけてそれを書き写すなど、遊びを学びに結びつけることが重要です。
3.言葉の敏感期を探すための手がかり
ここまで読んでいただいた方は、『まほうのドリル』は言葉の敏感期に使用するのがベストだということを分かっていただいたかと思います。
ただ、子供が言葉の敏感期に入ったかどうか判断することは難しいです。
言葉の敏感期を見つけるためには、子どもの行動や反応を注意深く観察することが重要です。
お子様に以下の行動が確認できると、敏感期の可能性があります。
- 新しい言葉への関心や好奇心が増す
- 大人の言葉の模倣が増える
- 物語を聞くときの集中力が強まる
- 自己表現が増え、感情や思いを言葉で伝えるようになる
- 書くことに対する興味が高まり、文字を追う、簡単な単語を書くといった行動が見られる
4.言葉の敏感期で重要なこと
言葉の敏感期に文字を覚えるにあたり、以下の3点が重要であると言われています。
①お子様が文字に興味・関心を持つこと
『まほうのドリル』は、書いた文字が魔法のように消えますので、お子様の興味・関心を引くのに大変最適です。
お子様が文字に興味・関心を持てば、お子様が自ら学習していきます。
実際に、親御さんから「他のドリル帳は続かなかったのに、『まほうのドリル』だけは自ら進んで学習してくれます。」という声を多く頂戴しております。
②始めは簡単にして、徐々にステップアップすること
『まほうのドリル』は徐々にステップアップすることを意識して作成しております。
Level 1
書き順を見ながら、ミゾをなぞり、文字を書くイメージを持ってもらいます。
Level 2
Level 1で学んだ書き順を思い出しながら、ミゾをなぞり、書き順の定着を図ります。
Level 3
ミゾを無くし、補助線のみにしました。こちらでは、筆の運びの定着を図ります。
Level 4
フリースペースを設けているので、お子様自身でどれだけ書けるようになったかを確認し、成長を実感してもらいます。
③タイミングを逃さない
お子様が文字に興味・関心を持ったタイミングを逃してはなりません。
この時期のお子様は様々なものに興味・関心を抱くため、タイミングを逃してしまうと次に文字に興味・関心を持つのがいつになるのかわかりません。
そこで、ベビスタ!ではタイミングを逃さないために、ご注文後2日以内に発送することを徹底しております。
今後も多く頂いたご質問に対して、このような形で回答させていただきます(#^^#)
ちなみに、まほうのドリル漢字3年生は既にデータが完成し、あとは印刷するのみです。
販売日が分かりましたら、改めてご連絡いたします!